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ヒトの消化管におけるプロバイオティクス効果の評価:微生物状況に関する食品基準庁(FSA)プロジェクトref G01022最終技術報告書

この研究の主な目的は、イギリスで市販されている数種のプロバイオティクスをヒトの腸管内の主要な部分の生理環境を模したin vitro条件下でその生存能力を調査することである。

In vitroシステムを採用することにより、菌株の直接的な比較が可能になった。

各菌株は胃、小腸、大腸(結腸)における生存性と腸内マイクロフローラのバランスへの効果を確認するためのスクリーニングが行なわれた。

スクリーニングは選択的に行なわれ、消化部とみなされる条件下で陽性反応を示したプロバイオティクスのみが次の消化部での評価のために選択された。

最初に35菌株が製品から分離され、試験を進める中で最終的に7菌株が選択され、腸を模した環境での調査が行なわれた。

どの菌株も腸を模した環境下において先住細菌によるマイクロフローラ・バランスに影響を与えなかった。

その内4菌株は腸を模した環境においても生存し続け、菌株の投与を止めた後も同様に生存していた。

4菌株中で最も生存能力が高かったのがL. reuteri ATCC 55730だった。

結論:市販されているプロバイオティクスの11%(35製品中4製品)がヒトの胃腸管を模した環境下でのスクリーニングテストにおいて生存可能だった。そして、これらの生存可能プロバイオティクスの一つがL. reuteri ATCC 55730だった。

Reference

An evaluation of probiotic effects in the human gut: microbial aspects. Final Technical report for Food Standards Agency (FSA) project ref G01022. Gibson GR, Rouzaud G, Brostoff J, Rayment N. (2005) Report text, tables and figures are free to access at


http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2005/mar/probiotics

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