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イタリアの製品におけるプロバイオティクス特性に関するin vitroスクリーニング

この研究は、イタリアにおいて市販されている6種類のプロバイオティック製品を対象に保存中の安定性、酸に対する耐性、胆汁に対する耐性、人の腸管細胞への付着について評価した(in vitroでの特性は重要なプロバイオティクス特性でもあると考えられる)。

対象商品は、Lactobacillus GG、Lactobacillus casei DG、L. reuteri ATCC 55730(オイル懸濁液)、Bacillus clausii spores、Bifidobacterium longumSaccharomyces boulardii を含有していた。

プロバイオティクスの保存中における時間依存の生存性の低下は自然に起こる減少であり、この試験においてもそうであったが、商品は各メーカー推奨の条件で保存した。

12ヶ月保存においてB. longum L. GG含有商品の生存性の減少率が最も高かった(それぞれ>-4 log/1包と-2.01 log/包)が、L. reuteri オイル懸濁液の減少率は最も低かった(-0.84 log/ 瓶)。

しかしながら、この試験では12ヵ月後の総菌数については言及していないため、メーカー推奨の菌数が摂取できるかどうか評価することはできなかった。

L. reuteri は酸や塩基性pHに対して十分な耐性を示し、胆汁への耐性試験においては3回中2回良好な耐性を示した。

結腸の細胞への付着性は2番目に高かった。

結論:全商品中、Lactobacillus 種は良好な特性を示したが、どの商品もin vitroにおいてプロバイオティクスにとって重要と考えられる特性に完璧に合致しなかった。

Reference

In Vitro Screening of Probiotic Characteristics of Some Italian Products.De Vecchi E, Nicola L, Zanini S, Drago L, (2008) J Chemother. 20:341-347

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