プロバイオティック・チューイングガムや唾液中のプロバイオティクスによる歯肉炎、歯垢に対する効果を検証するために前向き無作為化プラセボ比較試験を行なった。
中度から重度の歯肉炎患者59名を対象に無作為にL. reuteri 菌株LR-1ガム、LR-2ガム、プラセボガムの3群に分けて投与した。
試験の初日、歯科医により歯の表面のクリーニングが行なわれ、毎日歯を清潔に保つよう心がけ、歯磨き後にこのガムを1日に2回噛むよう指導された。
被験者は14日後に歯科医よる外来診察を受けた結果、全群において歯肉炎指数が有意に低下していた。
L. reuteri 含有ガムにおいてLR-1ガム群のみがプラセボ群と比較して有意に改善された(p<0.0001)。
歯垢指数はL. reuteri を含有する両群において初日から14日の間で有意に低下した。
これに対し、プラセボ群においては有意な変化がみられなかった。プロバイオティック・ガムを摂取したLR-1ガム群において65%、LR-2ガム群においては95%の被験者の唾液中にコロニー形成が確認された。
結論:L. reuteri は中度から重度の歯肉炎患者の歯肉炎および歯垢を低下させる効果があることが明らかになった。




