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急性下痢

下痢は、世界中で子供たちの健康を阻害している最大の原因の一つです。下痢の大きな原因であるロタウイルス感染症は、突然の下痢と嘔吐をともなう症状を発症し、世界中で毎年数十万人の子供たちがその命を落としています。

大きな心的、経済的な負担。

米国では子供が下痢を引き起こす原因の45%がロタウィルスであり、毎年50万人の子供に病院での治療が必要となります。その心的経済的負担は一般家庭に大きな影響をもたらします。

マイクロフローラの変化

このようなことがどうして起こるのかというと、下痢を発症すると、腸管のマイクロフローラが急激な変化を起こすからです。腸内フローラに変化が起きると、善玉菌であるラクトバチルス菌、ビフィズス菌、バクテロイデス菌も急激に減少してしまいます。その結果健康のバランスが崩れてしまうのです。

急性下痢に関して証明された、ロイテリ菌の有効性

これまでの研究で、 乳酸菌を含有したサプリメントを摂取する事で、腸内環境のバランスをより早く正常化し、急性下痢症状などの発症期間を短縮してくれるということや、ロタウイルスよる下痢の持続期間を減らすだけでなく、感染しても重篤化しないということが明らかになってきました。

略号 タイトル
Weizman et al. 2009 プロバイオティクス摂取中の託児所の乳幼児における一般的な感染症に対する長期間の防御
Ainora et al. 2008 L. reuteri 摂取による抗H. pylori の二次除菌治療における効果
Eom et al. 2005 乳幼児における急性下痢に対するL. reuteri の治療効果
Shornikova et al. 1997 急性下痢の乳幼児における治療薬としてのL. reuteri
Shornikova et al. 1997 L. reuteri によるロタウィルスによる胃腸炎に対するバクテリアセラピー(細菌療法)
Wolf et al. 1995 健康な成人男性におけるL. reuteri の安全性と耐性
Rosander et al. 2008 L. reuteri ATCC 55730 から抗生物質耐性プラスミドを除去され、結果的にその娘株となったL. reuteri DSM 17938の特性評価
Björkman et al. 1999 乳酸菌L. reuteri によるヒトの胃腸管におけるコロニー形成
Niv et al. 2005 過敏性腸症候群の患者の治療におけるL. reuteri ATCC 557300の効果
Lionetti et al. 2006 L. reuteri による子どもに対する抗Helicobacter pylori 治療の副作用の減少
Saggioro et al 2005 L. reuteri によるHelicobacter pylori の除菌
Imase et al. 2007 L. reuteri 含有タブレットによるHelicobacter pylori 抑制効果-無作為化二重盲検プラセボ比較交差試験
Scaccianoce et al. 2008 3種類の治療に異なったプロバイオティクスを加えてのHelicobacter pylori の除菌治療

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