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過敏性腸症候群の患者の治療におけるL. reuteri ATCC 557300の効果

過敏性腸症候群(IBS)の患者に対して長期的及び短期的なL. reuteri ATCC 55730の効果を調べることを目的に前向き無作為化二重盲検プラセボ比較試験を行なった。

平均年齢46歳の54名の過敏性腸症候群患者を対象に無作為にL. reuteri 含有タブレット(108 CFU/2錠/日)群、もしくは同形状のプラセボ(1日2錠)群に分けて投与した。

参加被験者全員IBSの症状をもちそのタイプは便秘、下痢、もしくはその両方であった。

両群の被験者共に6カ月間の試験期間中に有意な症状の改善が見られた。

両群間の統計的な差異はなかったが、L. reuteri 群においては便秘(P=0.0714)とオナラ(P=0.0971)の頻度が減少する傾向があった。
 
結論:プラセボ効果が強く働き、また患者の症状タイプに統一性が欠如している場合は、統計上の優位性が高値に達しない結果になり得ることもある。

Reference

The efficacy of L. reuteri ATCC 55730 in the treatment of patients with irritable bowel syndrome - a double blind, placebo-controlled, randomised study. Niv E, Naftali T, Hallak R, Vaisman N. (2005) Clin Nutr. 24:925-931.

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