L. reuteri ATCC 55730によるH. pylori 感染における抗生物質を使用した二次除菌治療の除菌率と副作用に対する効果を検証するためにオープン試験を実施した。
90名の成人患者は無作為にL. reuteri 群:抗生物質治療開始時より1 x 108 CFU のL. reuteri を日に3回14日間摂取、コントロール群:同様の除菌治療であるがプロバイオティクスの摂取なし。除菌治療は7日間で、両群とも治療開始時より4週間にわたり問診票に胃腸における副作用について記録してもらった。
H. pylori の菌数と副作用を治療後6週間観察した。
L. reuteri 群における除菌率は80%(45名中36名)に対してコントロール群では62%(45名中28名)(p<0.05)、下痢の発症頻度はL. reuteri 群で30%、コントロール群では65%(p=0.006)、吐き気の発症頻度はL. reuteri 群で40%、コントロール群で60%(p=0.01)であった。
結論:L. reuteri はH. pylori に対する除菌率を上げ、二次除菌治療における抗生物質関連の副作用の頻度を減少させた。




