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プロバイオティクスによる乳児の逆流と胃内容排出の改善

育児粉乳給餌を受けている42名の乳児を対象にプロバイオティクスであるL. reuteri DSM 17938(1 x 108 CFU/日)群とプラセボ群に分けて30日間投与し、逆流と胃内容排出に関して効果を調査するため無作為化二重盲検プラセボ比較試験を行った。

試験開始時の被験者の平均年齢は40日で、開始前の週において少なくとも1日4回の逆流症状があった。

L. reuteri 投与群において逆流が有意に減少(1.26回/日に対してプラセボ群は3.93回/日 p<0.005)、胃内容排出が有意に増加(11.8±1.5に対してプラセボ群は1.5±2.8; p=0.015)、空腹時胃前庭部が有意に減少(3.0±0.3に対してプラセボ群は4.0±0.6; p=0.002)した。

結論:L. reuteri 投与を受けた乳児の逆流回数の有意な減少と胃内容排出症状の有意な改善は育児粉乳給餌を受けている乳児の胃腸機能改善において重要な役割を果たしていると言える。

Reference

Indrio F, Riezzo G, Raimondi F, Bisceglia M, Cavallo L, Francavilla R. (2009) Probiotic improve regurgitation and gastric emptying in infancy. 50th Annual Meeting of the European Society for Paediatric Research (ESPR), Hamburg, Germany, October 9-12, 2009. Acta Pædiatrica. 98(Suppl 460):161, abstract 415.

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