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高齢者における便秘と便のアゾレダクターゼ活性およびムチン含有に対するプロバイオティクスの効果

介護施設で暮らす便秘症状の70-96歳の高齢者を対象にオープン平行試験を行なった。

試験の目的は、プロバイオティクスを含有するオレンジジュースを摂取することで便秘症状を減少させることができるか調査した。

コントロール群(n=6)にはプロバイオティクスを含有しないオレンジジュースを10週間に渡って投与した。

2つのグループにはプロバイオティックスを摂取してもらい、最初の3週間はプロバイオティクスを含有しないオレンジジュースを、4週間目からはプロバイオティックスを含有するオレンジジュースを、そして最後の3週間はプロバイオティクスを含有しないオレンジジュースを摂取した。

この2グループの内、一つのグループ(n=12)にはL. reuteri ATCC 55730を含有するジュースを投与し、もう一方のグループ(n=8)にはPropioniibacterium freudenreichiiL. rhamnosus を含有するジュースを摂取した。

プロバイオティックを摂取した4週間両グループ共に排便の回数が増加する改善効果があった。

さらにL. reuteri 群においては摂取終了後の3週間も効果が持続した。
 
結論:介護施設で暮らす高齢者がプロバイオティクスを含有するオレンジジュースを摂取することにより、便秘の改善において適度な効果があった。

Reference

Effect of probiotics on constipation, fecal azoreductase activity and fecal mucin content in the elderly. Ouwehand AC, Lagström H, Suomalainen T, Salminen S. (2002) Ann Nutr Metabol 46:159-162.

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