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アレルギー

最近の50年において、先進国で飛躍的に増加したのがアレルギー性障害の罹患率でした。そして今日、アメリカでは4人中1人、イギリスでは3人中1人の確率で、発症時期はまちまちですが、何らかのアレルギー性障害が現れています。

最近の研究では、体の免疫機能が形成される段階で、何らかの要因によってその形成がきちんと形成されなかった結果、アレルギー症状が発症するということが報告されています。(Prescott 2003) 善玉菌のような微生物の露出が確認されることは、おそらく免疫機能が通常に発達しているという大きな兆候であり、そして、幼少期にそれらの微生物の露出が少ない場合、アレルギー性障害の発病率を上昇させる原因であることを裏付ける治験データーがあります。(Bj rksten 2004) 

これらの研究から、幼少期の段階からプロバイオティクスといわれる乳酸菌を摂取し、免疫機能の健全な発達を促すことで、アレルギー性障害を抑制することに注目が集まってきています。(Prescott & Björkstén 2007).

略号 タイトル
Gromert N 2009 L. reuteri プロテクティスによる乳幼児のアトピー性皮膚炎の緩和
Tubelius et al. 2005 L. reuteri 摂取による職場の健康増進
Connolly et al. 2005 乳児におけるD(-)-乳酸産生菌の安全性
Valeur et al. 2004 ヒトの腸管におけるL. reuteri ATCC 55730によるコロニー形成と免疫修飾
Bruni et al. 2009 牛乳アレルギーをもつ子どもにおけるプロバイオティクスに対する感作
Abrahamsson et al. 2009 生後1年間授乳した乳児の糞便中と母乳中におけるプロバイオティクスの関係
Abrahamsson et al. 2007 IgE関連の湿疹の予防におけるプロバイオティクス
Böttcher et al. 2008 L. reuteri 摂取による母乳の低TGF-β2の誘発および乳児期の感作リスクの低減との関連性
Cirillo et al. 2005 アトピー性皮膚炎と牛乳不耐性の子どもの患者におけるL. reuteri の効果を調査するための予備試験
Abrahamsson et al. 2009 出生時の大きさ、母乳育児、託児所、プロバイオティクスによるアレルギー性疾患につながるTh1/Th2関連ケモカインの不均衡への影響
Lionetti et al. 2006 L. reuteri による子どもに対する抗Helicobacter pylori 治療の副作用の減少
Cimperman et al. 2009 L. reuteri による入院中の成人における抗生物質関連下痢症の予防

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