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HIV感染患者における様々な原因による腸管異常に対するL. reuteri療法

L. reuteri が成人のHIV感染患者及びAIDS患者における下痢の持続期間へ影響を与えるか検証するために前向き非盲検試験を実施した。

ローマ大学病院やHIV治療センターに入院中の軽度、中度の脱水症状を含む19-62歳の100名の患者を対象とした。被験者は脱水症の治療を受けながら無作為にL. reuteri DSM 17938(1×108CFU/日)摂取群(n=50)と対照群(n=50)に分けられた。また、両群の被験者は全体の74%に相当する細菌、真菌、寄生虫による感染と判断された下痢の治療も受けていた。

L. reuteri 群の下痢の継続間は2.08日で対照群の2.92日と比較して有意に短縮された(p<0.001)。治療開始1日後にはL. reuteri 群の18名(36%)が下痢から解放され対照群においては6名(12%)であった(P=0.01)。2日目においてはそれぞれ68%に対して44%であった(P=0.016)。また、3日目においてはそれぞれ92%に対して70%であった(P=0.01)。


結論:L. reuteri は良好な耐性を示し、対照群と比較して下痢の期間を有意に短縮した。HIV/AIDS患者における異なった胃腸感染症に対する抗菌治療の補助としてのL. reuteri の使用は治療反応と不快感の減少を最適化する。

Reference

Dumitru IM, Rugina S, Cosma L, Rugina CN. (2009) Infectio'ro, Year V, No. 20,4/2009, 18-21

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