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L. reuteri 摂取による職場の健康増進

L. reuteri を毎日摂取することにより一般的な感染症の発症リスクや短期の病気休暇を減少させることができるか調査するため、スウェーデンの大企業の職場において前向き無作為化二重盲検プラセボ比較試験を行った。

18-65歳の262名の健康な社員を対象に無作為に抽出した被験者にL. reuteri を108 CFU含有するプロバイオティックストローを、プラセボ群にもまったく同じ形状のプラセボストローを使用し、両グループ共に少なくとも100 mlの飲料を飲んでもらった。

最終的に試験に残った被験者は181名だった。80日間に渡って毎日1本のストローを使用し、胃腸感染症や上部呼吸器官感染症(通常の風邪)の有無、その症状の期間および病状と仕事を休んだ日数について調査した。

試験期間中の病欠の頻度は、プラセボ群が26.4%(87人中23人)であったのに対し、L. reuteri 群は10.6%(94人中10人)だった(p<0.01)。

病気の日の頻度においては、プラセボ群0.9%に対し、L. reuteri 群は0.4%であった(p<0.01)。病欠に対する効果においては交代勤務をしている53名にさらに顕著な効果を見ることができた。

53名中27名がプラセボストローを使用し、その33%(9人)に病欠があったのに対し、L. reuteri ストローを使用した26人にはひとりも病欠がなかった(p<0.005)。
 
結論:L. reuteri を毎日摂取することにより、日勤者の一般的な感染症の報告数が有意に減少し、さらに交代勤務の社員においても顕著な効果があった。


Reference


Increasing work-place healthiness with the probiotic L. reuteri: A randomised, double blind placebo controlled study. Tubelius P, Stan V, Zachrisson A. (2005). Environmental Health 4:25. Open Access e-publication 7 November 2005, www.ehjournal.net/content/4/1/25.

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