L. reuteri を摂取することにより菌体内のテトラサイクリン耐性遺伝子を含むプラスミドが結果的に腸球菌、ビフィズス菌、乳酸桿菌を含む大腸菌内に検出可能なテトラサイクリン耐性信号を生じさせるか検証するために二重盲検試験を行った。
被験者は内部にテトラサイクリン耐性遺伝子を持つ菌株L. reuteri ATCC 55730を摂取する群(n=7)とコントロールとしてそれを伝達するプラスミドを取り除いた菌株L. reuteri DSM 17938を摂取する群(n=7)に分けられた。両群ともに摂取量は5 x 108 CFU/日で14日間とした。両群とも糞便中での検出率は同等であったが、テトラサイクリン耐性信号は他の採取されたどの細菌のDNAからも検出されなかった。
結論:プロバイオティック菌株であるL. reuteri ATCC 55730による胃腸管通過中の遺伝子の伝達は本試験条件においてはなかった。




