ロイテリ菌について

ホーム > ロイテリ菌について > 研究紹介 > 消化器内科分野, ピロリ菌 > ヘリコバクター・ピロリ菌とは

ヘリコバクター・ピロリ菌とは

2010年7月17日 | カテゴリー:消化器内科分野, ピロリ菌

06_123AustraliaMap

ヘリコバクター・ピロリ菌は、1980年代初頭にオーストラリア人の病理学者、J・ロビン・ウォリン(J. Robin Warren)によって再発見されました。それまでのおよそ100年間、ヘリコバクター・ピロリ菌はこの世から忘れ去られていました。ロビン・ウォリンと胃腸科専門医のバリー・J・マーシャル(Barry J. Marshall)が、ヘリコバクター・ピロリ菌が胃炎や胃潰瘍の原因であることを究明したことにより、外科的治療から抗生物質などの投薬による治療へと移行し、薬で胃液の分泌を抑制する治療が行なわれるようになったのです。

この功績により、2005年、マーシャルとウォリンはノーベル生理医学賞を受賞しました。

胃粘膜は細菌感染を防御できるようになっていますが、胃の上皮細胞に吸着するヘリコバクター・ピロリ菌については例外です。ヘリコバクター・ピロリ菌を持っている人は、おそらく子供時代に感染したと考えられます。

開発途上国に住む人々の80%がヘリコバクター・ピロリ菌に感染しているのに対し、先進国の感染者は50%以下に過ぎません。症状が現れることは少なく、静止感染が一般的です。ヘリコバクター・ピロリ菌と胃がんの発症には強い相関関係があります。

対象分野:

関連記事

ページトップへ