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L.ロイテリ菌によるアトピー性皮膚炎の子どものサイトカイン産生の調整

2011年4月20日 | カテゴリー:新着情報, 小児科・産婦人科分野, 免疫機能分野

サイトカインとは、免疫システムの中でつくられ、特定の細胞に情報を伝達し作用させるタンパク質のことを言います。
このサイトカインを、L.ロイテリ菌が腸から離れた部位で調整できるのかを調べるための研究を行いました。

アレルギー性皮膚炎ではなくアトピー性皮膚炎(AD)を持つ子どもを含めた4〜10歳の51名の子どもを対象とした研究で、無作為に2グループに分け、26名がL.ロイテリ菌ATCC 55730を、25名が偽薬を8ヶ月間摂取してもらいました。
L.ロイテリ菌摂取グループのうち16名がADで10名が非アトピー性湿疹症状、また偽薬摂取グループのうち14名がADで11名が非アトピー性湿疹症状の子どもでした。

試験開始時と8ヶ月後の臨床的効果を、*SCORAD(Severity Scoring index Atopic Dermatitis)により検証しました。

L.ロイテリ菌摂取グループのAD被験者においてのみ、特定のサイトカインの産生を良い方向に調整するという顕著な変化が確認されました。

しかしながら、治験期間が短かったということもあり、SCORADの平均値において両グループ間で明らかな差は見られませんでした。

*SCORAD...発疹の範囲、発疹の多様性、VAS(掻痒・睡眠障害)を数値化し点数にし、重症度を評価するもの。合計108点満点。アメリカ等で普及している。
                                  

対象分野:小児科・産婦人科分野

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