脂肪肝は子供の糖尿病のリスクを増大させる!

  • 2017年09月04日

アメリカでは約700万人の子供が脂肪肝であり、その約1/3が糖尿病予備軍、または糖尿病だとされています。

肥満大国アメリカは糖尿病大国でもありますが、それが子供達にまで拡がっているというショッキングなニュースです。

 

「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、子供の2型糖尿病の最大の危険因子の一つです」とサンディエゴのレディ小児病院の脂肪肝クリニックのディレクターであるJeffrey B. Schwimmer博士は述べています。

「2型糖尿病の有病率は約2500人に1人であり、子供の200人に1人が病的な肥満、そして15人に1人が非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)にかかっています」とSchwimmer博士は述べています。

 

非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は肝臓の中で肝不全へ繋がりかねない瘢痕化(潰瘍、創傷、梗塞による壊死などによって生じた、様々な器官の組織欠損が、肉芽組織の形成を経て、最終的に緻密な膠原線維や結合組織に置き換わる事で修復された状態)を引き起こし、移植をしなければならない可能性も作ってしまいます。

治療は可能ですが、治癒する可能性は低いのです。

成人では、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は異常な糖代謝と同時に起こります。2型糖尿病で人は非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH)と呼ばれる更に深刻な肝臓の病気にかかるリスクが高いのです、それは肝臓の病気の最終ステージである肝硬変と肝臓癌へのリスクが最も高いということでもあります。

 

 

研究者たちは非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)にかかっている18歳以下の子供675人についてリサーチを行いました。彼らの平均BMI値は32ですが、肥満だと言われる数値は30です。

(BMI値とは体重と身長から割り出す値ですが、成人と子供の計算方法は異なります。計算方法はこちらから

非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を患っている子供たちの23%は前糖尿病を持っており、7%は2型糖尿病でした。非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の女子は2型糖尿病にかかる確率が男子の5倍という結果が出ています。

前糖尿病の34%の子供と血糖値に以上の無い22%の子供に比べ、2型糖尿病にかかっている子供の40%以上が非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH)にもかかっていると小児科専門誌JAMA (The Journal of the American Medical Association)は掲載。

肝臓に脂肪がついてくるとその代謝経路は次第に正常に機能しなくなり、 インスリン感受性も低くなるとローマのBambino Gesu小児病院の肝臓リサーチ班の長であるValerio Nobili博士は述べています。

 

 

最近の非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の治療は、食事、運動、精神面の健康を含むライフスタイルの改善も含んでいます。非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を持つ子供は、血液検査を受け、肝疾患、糖尿病、そして双方の影響の進行を監視されることになっています。

 

「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)にかかっている子供たちの多くは男子であり、非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の女子は糖尿病にかかっている確率が高いのです。2型糖尿病と非アルコール性脂肪性肝炎 (NASH)をどちらも持っている子供たちには特に要注意です、小さな頃からの疾病率や死亡率が高いからです。」とSchwimmer博士は述べています。

 

Via: http://www.foxnews.com/health/2016/08/02/fatty-livers-increase-kids-risk-diabetes.html

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