ロイテリ菌について

バイオガイアのロイテリ菌とは、
WHOのプロバイオティクスの定義を満たす
ヒト由来の乳酸菌です。

バイオガイアのL. ロイテリ菌。それはお口から大腸まで、ヒトの全ての消化管に定着できることが確認された母乳・口腔由来の乳酸菌です。ロイテリ菌はほとんどの哺乳類で存在が確認され、母乳などを通じて母体から赤ちゃんに受け継がれて来た自然な乳酸菌です。宿主に害を及ぼさず、古代からヒトや動物と共存していたことがわかっています。

バイオガイアが特許を保有し、日本で販売されているロイテリ菌の菌株には、プロテクティス(DSM 17938)、ガストラス (DSM 17938、ATCC PTA 6475)、プロデンティス(DSM 17938、ATCC PTA5289)の3種類があります。

その製品の全てが生きた乳酸菌を手軽に摂取できるようパッケージや商品形状などにこだわって製造され、WHO(世界保健機関)が認める「プロバイオティクス」の定義を満たしています。

生きたロイテリ菌の「スマート」な特長

バイオガイアのロイテリ菌は「細菌の指揮者」「スーパー乳酸菌」などと呼ばれることもある、特別な乳酸菌です。ヒトの体にとって有害な悪玉菌を感知した時だけロイテリン(3-hydroxypropionaldehyde)という天然の抗菌物質を産生。ビフィズス菌などのヒトにとって有益な常在菌に対してはこのロイテリンを産生しないため、体内菌の多様性を維持しながらカラダの善玉菌と悪玉菌のバランスを整えることができます。
逆説的に、ロイテリ菌がその力を発揮するには「生きている」ことがとても大切な条件になります。

世界各国で証明されたロイテリ菌の信頼性と安全性。

スウェーデンのバイオガイア社は、創立当初からノーベル生理学・医学賞審査本部のカロリンスカ医科大学との共同研究を続けてきました。現在ではバイオガイア社が特許を持つロイテリ菌に関して、日本の広島大学、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)など様々な機関で実験や臨床研究が行われています。

カロリンスカ医科大学
カロリンスカ医科大学
米国FDAのGRASS認証*
米国FDAのGRASS認証*

*【米国FDAのGRASS認証】アメリカの厚労省に属する機関である食品医薬品局(FDA)によるGenerally Recognized As Safe(GRAS、一般的に安全と認められる)認証。これは長年の食経験や科学的な治験を総合的に評価し、食品添加物としての使用にリスクがないとみなされた食品だけが受けられる安全の証です。

お口から腸まで、全身に届く。

ロイテリ菌は胃酸や胆汁に強く、毎日摂取することで口から胃・小腸や大腸などすべての消化管に定着してコロニーを作ることが確認されています。ビフィズス菌などの善玉菌に対しては影響を与えず、特定の悪玉菌だけに反応する性質もあるため、すべての人に安心して摂取していただけます。

バイオガイアの科学者は世界各国のあらゆる場所で人体に有益な菌を探し続け、その中から特に特異な機能を持ったアンデス山脈に住む女性の母乳から分離したロイテリ菌を製品に採用しました。また日本人女性の口腔内やフィンランド人女性の母乳から分離したロイテリ菌などもラインアップに追加。これらのロイテリ菌は、お口から胃腸までヒトの消化管全てに定着できることが確認されています。