L. reuteri菌摂取により高齢女性の骨喪失が減少/BioGaia press release

2017年11月24日

プレスリリース 2017年11月17日

90名の高齢女性を対象としてプロバイオティクスL. reuteri菌株ATCC PTA 6475を補助的に投与し骨喪失の抑制効果をプラセボと比較する無作為化、二重盲検、プラセボ対照試験

 

reuteri菌株ATCC PTA 6475はヒトの消化管に自然に生息する細菌で、動物の骨に有益な影響をもたらすことが知られています。骨密度が低い75歳から80歳の高齢女性に対してL. reuteri菌株ATCC PTA 6475又はプラセボを補助的に1年間摂取させる無作為化対照試験が、スウェーデンのヨーテボリ大学で行われました。L. reuteri菌を摂取した群では骨密度の減少が、プラセボの半分であることが示されました。

 

スウェーデンのヨーテボリ大学及びモルンダルにあるSahlgrenska大学病院のMattias Lorentzon 教授は、「プロバイオティクス製品を補助的に摂取することにより年齢による骨減少が抑制されることのエビデンスが初めてこの試験で得られました。これは、骨粗鬆症を予防する画期的な方法になるかもしれません。」と述べています。

 

また、バイオガイア株式会社のアクセル・ショブラッド社長は「骨折は高齢女性の半数近くに起きます。L. reuteri菌株ATCC PTA 6475の摂取群では、骨減少が減っていたことから、これはとても有望視されています。さらに試験を実施して結果を裏付けることにより、この新たな方法を高齢者の骨の健康維持に役立たせることができると期待しています。」とコメントしました。

 

詳しくは下記までお問い合わせ下さい。

Axel Sjöblad, 代表取締役 BioGaia, TEL: +46 8 555 293 00, +46 705 35 93 51

野村 慶太郎,国内法人代表取締役, TEL: 03-6721-6515

 

最新のプレスリリース

2017年11月7日:バイオガイアのプロバイオティクスに乳幼児の成長促進及び再発下痢の抑制効果

2017年10月25日:バイオガイアAB中間管理報告(2017年1月1日~2017年9月30日)

2017年8月18日:バイオガイアAB中間報告(2017年1月1日~2017年6月30日)

 

本文書に記載された情報はEU の市場阻害行為指令(Market Abuse Directive)に基づきバイオガイア株式会社が公開した情報です。本情報は、20171117日のAM CET 08:00時に上記の連絡先担当より公開資料として提出されました。

 

バイオガイア社は、科学的根拠と臨床治験データに基づいたプロバイオティクス製品の開発、販売活動を行うスウェーデン生まれのバイオテクノロジー企業です。バイオガイアのプロバイオティクス製品は世界約90ヵ国にある販売代理店を通して販売されています。株式会社のクラスB株は、スウェーデン、ストックホルム株式市場ナスダックOMX証券取引市場のミッドキャップリストに上場されています。 www.biogaia.com