バイオガイア、MetaboGenに追加投資

2018年04月18日

プレスリリース46

バイオガイアは子会社であるMetaboGenの株式追加取得を決定。今回の投資額は1170SEKです。これによりバイオガイアの株式比率は36%から62%に増加、バイオガイアはMetaboGenの大株主になります。

今回の追加取得に加えて、バイオガイアには3年以内に残りの38%の株式を購入する選択権があります。株式の追加購入価格は、多くの業績が達成された場合には最高で4000SEKになる可能性があります。

 

2014年12月、バイオガイアはMetaboGen社に1200万SEKの投資を決定したことを発表しました。この投資は2年をかけて行われますが、これには両社で合意した業績の達成が条件として含まれています。初回投資の400万SEKは2014年12月、2回目は2015年12月、3回目は2016年12月に行われました。これによりバイオガイアはMetaboGenの株式の36%を取得しています。

 

マイクロバイオーム(ヒト微生物叢)の研究は急速に発展しており、製薬企業はこの分野に多く投資しています。MetaboGenへの投資により、バイオガイアはプロバイオティクスの研究分野におけるその強固な地位を維持することが可能となります。バイオガイアは、MetaboGende の多くの研究プロジェクトを指揮していきます。これらのプロジェクトは3年かけて実施される予定であり、その費用は約2200万SEKと推定されています。さらに、MetaboGendeで既に行われている業務及び開発にかかる費用は、第三者とのライセンス契約が新たに調印されなければ1年に約1000万SEKとなります。

 

「バイオガイアと、より緊密な協力関係が構築できることを楽しみにしています。このパートナーシップは今後長く続いていくと考えています。バイオガイアの投資により、当社はマイクロバイオーム分野での治療法の研究開発を継続することが可能になりました。」と、イェーテボリ大学のFredrik Bäcked教授は述べました。

 

「マイクロバイオームは大きな注目を集めている研究分野です。MetaboGenの事業はバイオガイアグループの開発方針と完全にマッチしています。バイオガイアの中核的な事業に子会社のBioGaia Pharmaが関わっていましたが、さらにMetaboGenが加わることで、我々がプロバイオティクス研究の最先端を走り続けるために必要な基盤を強化することができました。」とバイオガイアグループのピーター・ロスチャイルド会長は喜びを語りました。

 

MetaboGenは、2011年にイェーテボリ大学のFredrik Bäcked教授及びチャルマース工科大学のJens B Nielsen教授が、GU Ventures(イェーテボリ大学が関連する研究で得られた成果を基に企業の設立を行うベンチャー企業)と共同で設立しました。

 

MetaboGenはバイオガイアからの受託に加え、製薬企業のFerringとも協力関係にあり、マイクロバイオーム分野で多くの特許を保有又は申請中です。MetaboGenはイェーテボリに研究所があり、そこでは新たなプロバイオティクス株の開発を行っています。

 

Fredrik Bäcked教授やJens B Nielsen教授は、今後もMetaboGenで研究を行っていきます。また、ピーター・ロスチャイルドは会長、Sara Malcusは社長としてMetaboGenを率いていきます。

 

詳しくは下記までお問い合わせ下さい。

Axel Sjöblad, 代表取締役BioGaia,TEL: +46 8 555 293 00, +46 705 35 93 51

野村 慶太郎,国内法人代表取締役, TEL:03-6721-6515

 

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バイオガイア社は、科学的根拠と臨床治験データに基づいたプロバイオティクス製品の開発、販売活動を行う

スウェーデン生まれのバイオテクノロジー企業です。バイオガイアのプロバイオティクス製品は世界約100ヵ国にある販売代理店を通して販売されています。株式会社のクラスB株は、スウェーデン、ストックホルム株式市場ナスダックOMX証券取引市場のミッドキャップリストに上場されています。 www.biogaia.com